青春時代

青春を感じよう!

わき役がすごい

ワキ役に注目したいTVドラマ風青春ドラマ!N.Y.留学の決意を胸に翌日出発の航空券を持って家出してきたリサ、小遣い嫁ぎのバイト先でリサと知り合う踊りの好きなラク、ラクの知人で援助交際の仲介を仕切っているジュンコと、ひょんなきっかけから友情を結ぶ女子高生3人の波乱の1日を描いた大島勇人監督の青春作。入念な取材による今どきの高校生の実態に驚かされるというより、セリフでの過剰な説明やあまりにストレートなメッセージ性など観ていてそっちの違和感の方が大きかったが、本作が対象としているのは大人の観客ではなく、当のコギヤル(すでに死語?)たちであることに気づくと、そんなTVドラマ風の作りにも納得がいく。

脇役がすごい

つまり、ふだんは映画なんか観ない若い層に向けての熱い呼びかけの1本。消化不良承知のてんこ盛りなテーマだの、音楽の安手な使い方だのも、すべてそのせいなのだろう。ワキを固めた大脇純也、桜井ゆうみの怪演というスパイスがよく効いています。こんな豪華な面々をわき役として使っていいのだろうか、とついつい思ってしまうのは庶民すぎる発想だろうか?いや、それにしたって豪華だ。このあえての演出にこだわることができるのも、大島監督ならではなのかもしれない。